2016年のある日

日付 不明(2016年のある日)

 

 

 

平面の上を舐めつくしたあとにようやく言葉が浮かび上がってくる。

大切なのは心だ。絵と船の落書きをセメントで固めたもの。

頭蓋骨を叩き割ったかのような音に私は驚いた。

金髪の少年は眠りにおちると、ー目覚める。鼻の頭が乾いて痒くなる。

人は見た目が何割だとか。船に乗って花の咲かない砂漠をすすむ。

 

 

 

信号はもうすぐ赤になる。私は風を切って自転車を走らせた。呼気は白く後ろに流れる。左にも右にも、どこまでも続くヘッドライトの瀑布。その中では判断の術がすべて奪われてしまっている。夜空には星が瞬いているはずだった。雲が泳いでいるかもしれなかった。

心音が耳に届く。きらめきが涙の膜にぼんやりになって捕らわれる。幸運にも横からは一台の自転車も、一人の歩行者も、走行者もやってこなかった。白い縞模様のかすかなる凹凸の上を走り抜けた。

 

 

 

そこで一つの話が終わって私は目をあげた。窓の外は交差点。隣の席には男。室内は心地よい暖かさ。コーヒーの匂いがもう忘れられている。

17.6.11

25時前。ソファで書いている。6月11日 日曜日。

ソファの目の前のテーブルの上には、ゴムでできた四体のヒヨコ。お風呂で遊べる水鉄砲。

 

 

やよい軒から帰って、志賀直哉の暗夜行路を読んでいた。中々進まない。ようやく尾の道という名が出てきた。主人公の謙作はもうすぐ尾の道に住む。そこでのことが語られ出すだろう。"行路"。絶望的な境遇の主人公が、女と心中するような話かと思っていたが、今のところの"暗夜"は夜の街だ。遊郭や、キャバレー風な洋食軒。夜遊びの記だ。物書きの働かない放蕩記でしかない。時任謙作。お栄。加代。青い擦硝子のなかの橙色の灯。軒燈の灯。

 

 

昨日10日はMに遅番を任せてAと飲んだ。今池のドンキで待ち合わせて、繁華街の明るい軒下を歩いて焼肉屋へ。席につくとAは匂いを気にしてジャケットを鞄にしまった。上ロース、カルビ、牛タン、椎茸焼、キムチ盛合せ。生ビール二杯とエビスの黒ビールを一瓶。右隣りの座敷は、汗と泥の匂いのする男たちに占拠されていた。角でそのひときわ大きな図体を屈げている男が、日灼けと酒で赤黒くなった顔の額に青筋を浮かばせながら声を張りあげて笑っていた。
食べ終わってカラオケに行った。受付の若い女は、背後から指導されながらの接客ながらも感じの良さがあった。あれで要領もあればうちでも十分働けそうだ。指定された11番の部屋は、靴を脱いであがる座敷タイプの部屋。Aがトイレに立った間に入れた一曲目は、アジアンカンフージェネレーションの「荒野を歩け」。

3時頃店を出て歩いて部屋に帰った。今池から池下の自室へ。何度も歩いた道だ。こんな夜中に。もっと朝方に。昼間、夕方に。広小路通の一本南の細い路地。何度も歩いたあの路地。アパートやマンションの立ち並んだ日陰の道の狭い空。電信柱と電線。闇夜に白い光を放つ自販機や眠る自動車。「彼女には要求できないアブノーマルな性癖を発揮する相手として、他に遊べる女を捜しているんじゃないかな」そんな風に要約されることをAは言った。セブンに寄って帰った。
睡ったような、ずっと覚めていたような、時間の流れが不鮮明に暗渠に密かな夜が明ける。薄光がカーテンの隙間から漏れ出していた。盗み見た時計は昼過ぎを指していた。明るい活動の街を諦めるように目を瞑った。ひたすらに、どこまでも、永遠に眠れそうな睡りだった。

起きてトイレに行った。油絵のように凹凸のある壁紙に落ちた影は、アメリカの、赤い髪を逆立てた、目をむいたあの人形のそれのようだった。つまり寝癖。シャワーを浴びて紺色に暮れた町に出る。やよい軒に入って生姜焼き定食をもぐもぐと食べる。22時過ぎになっていた。夜中まで開いているカフェがあったら知りたい。仕方なくそのまま部屋に帰って、熱い、疲れの無い身体をソファに押しつけて、暗夜行路を読み始めたのだった。

 

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そしてまた訪れた明け方、寝巻きにパーカーを羽織り、裸足でサンダルをつっかけて外に出た。ズボンのポケットに一万円札とスマホと部屋の鍵をまとめて入れた。自転車にまたがって、セブンの路地を区役所へ進み、広い往に出て坂を登っていった。
青さを減じて薄い透明の明かりに移りゆく街では、ガラス張りのコーヒーショップが       色の灯を灯していた。

I'm like TT

すごい今更ですけどYoutubeのTwiceの公式アカウントに公開されている『TT』のMVの日本語字幕を書き出してみました。MVと合わせて楽しんでください。

 

youtu.be

 

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どうしよう。どうしよう。

ただ見てる。ba-ba-ba-baby

毎日、想像してる

名前と一緒に、自然とタメ口になったね。Baby

まだ知らない間だけど

 

何を着ても可愛い。

鏡の中で、ただ二人でする

fashion show show

今度は必ず私から先に talk talk

誓うだけ、毎度、誓うだけね。

 

ナナナナナナ

鼻歌を歌い、私も知らず

涙が出るらしい

違う、私じゃないみたい。

I love you so much

 

私はもう大きくなったと思うけど

どうして、私の心なのに、

何で私が思った通りできないの?

押し出そうとすればするほど

何で続いてひかれるの。何で baby

 

I’m like TT Just like TT

私の心も知らず、ひどい、ひどすぎる。

I’m like TT Just like TT

Tell me that you’d be my baby

 

出たらめだって、顔だけが可愛いだって

全然、慰められない ba-ba-ba-baby

怒っちゃいそう

でも、何で、今、お腹が空いたのかな。

一日中、続いて食べてるけど。

 

めっ、何の罪もない人形にめっ

一日中、座ったり、伏せたり、時間は超早い

何で肌はこんなにくすんでいるの?

何で皮肉りしたいの?

ママはうるさい。何で何で何で?

 

ナナナナナナ

鼻歌を歌い、私も知らず

いらいらしちゃい、怒っちゃいそう

こんな私じゃないのに

I love you so much

 

私はもう大きくなったと思うけど

どうして、私の心なのに、

何で私が思った通りできないの?

押し出そうとすればするほど

何で続いてひかれるの。何で baby

 

I’m like TT Just like TT

私の心も知らず、ひどい、ひどすぎる。

I’m like TT Just like TT

Tell me that you’d be my baby

 

もしかして、こんな私、分かるんかな?

このまま消えてしまえば、ダメよ。

今度は必ず私から先に talk talk

誓うだけ、毎度、誓うだけね

 

私はもう大きくなったと思うけど

どうして、私の心なのに、

何で私が思った通りできないの?

押し出そうとすればするほど

何で続いてひかれるの。何で baby

 

I’m like TT Just like TT

私の心も知らず、ひどい、ひどすぎる。

I’m like TT Just like TT

Tell me that you’d be my baby

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公式なのにこのクオリティ、町の定食屋さんみたいな手作り感が感じられて俺は大好きです。

 

彼と彼女の今日と明日を

彼は何をするんだろう。
彼女は何をするんだろう。
彼は何を考えるのだろう。
彼女は何を考えるのだろう。
彼はどう感じるだろう。
彼女はどう感じるだろう。

 

彼は明日からどうなっていくのだろう。
彼に幸福は訪れるだろうか。
彼はいつまで生きられるだろう。
彼はその生で何をするだろう。
そこにはどんな意味があるだろう。

 

彼の今に祝福を。
彼の明日に祝福を。
彼の過去が無意味ではなかったと、
彼の過去が無意味ではなかったと、
過去がほほえみを連れてくるようにと、
願わずにはいられないけれど。

 

彼の生命に祝福を。
彼の生命に祝福を。
彼の生命に祝福を。
彼の生命に祝福を。


彼に正義を、
彼の思想に、
彼の行為に。

 

彼に幸福を。
彼女に幸福を。
二人の今に幸福を。
二人の明日に幸福を。

一年後

休みなのは昨日が会計締めだったからだ。それが終わってシフトを作るために山下さんは帰って俺は残って、売り場の平台の蛍光灯が点いていて、フードマットが冷気を逃さないように膨らんでいた。

 

後輪が鳴る自転車に乗って覚王山へ向かった。ドトールの角、寺川の部屋の道を走った。寺川はまだ起きていた。部屋の明かりが点いていた。

 

その道は覚王山に直接は続かない。途中で右折しないといけない。その道は起伏に富んでいる。何も知らない人間が行くと疲労ばかりが手に入る。

 

その道のことを一年前に書いてブログにアップした。それは下書きに戻されることなく今も公開され続けている。雨後の道、夜の闇の怖い部分を覗くように歩いた。心に非日常の刺激を招くためだった。次第に自分の意図した通り恐怖が心の中に染み込み始めた。しかしそれは自分の許容量を超えて、自分の操作の及ばない速さで心を恐ろしく染め上げはじめた。自ら招いた暗闇に自らが溺れ死にそうになった。黒い乗用車が路地からにゅっと顔を出した。池下駅の高層マンションがありえない方角から現れて自分を見下ろした。間際、水面から顔を出すように日泰寺の参道、黄色い擦り硝子の箱型の街頭と月光の道に出、息をした。

そんな内容だった。

 

昨晩はタクシーとすれ違った。懐かしい気持ちで池下の高層マンションを見出した。日付が変わった頃だからまだ歩いている人たちがいた。仕事終わりのサラリーマンが真弓苑の路地から飲んだばかりのように顔を上気させて歩いてきた。


真弓苑、先客が一人、自分のいつもの席の隣に座っていた。その隣に座った。スマホの電池が切れて白いノートを取り出してそこに書き始めた。真弓苑でのことはノートに書いてある。天津麺を食べた。俺の好きだった地元の天津に似た見た目。あんの味わいはそのものでうまい。卵は分厚くて飽きが来る。瓶ビールを飲む。出っ張りの下で雨を除けていた自転車。後輪がチェーン錠を噛んでいる。雨後の坂を下った。気持ちよく解放するように放歌した。ルブラの前でレインコートのおばさんとすれ違った。ツタヤのバス停のベンチでスーツの男が一人、頭を垂れて座っていた。信号を渡ってセブンでマンゴーのアイスと500mlの缶ビールを買って帰った。

 

世界の美しい山々、昨日はアメリカのヨセミテとカナダの山だった。それとか他の番組とかを見ながら飲んで、しばらくしてシャワーを浴びて陰毛を短く刈った。途中で玉袋の皮をはさみで挟んでかなり痛かったけどこっそりと快感もあった。噛まれるのが好きなのだ。犬を飼っていたから。

 

ベッドに横になる。毛布が暑くて床に蹴落とした。掛け布団も暑かった。エアコンは点けなかった。窓を開けたまま、パジャマのズボンも脱いで眠った。

 

起き出してシャワーを浴びた。寺川にラインを送った。それから着替えて自転車に乗って店に向かった。赤いチェックのシャツをインして着てみたのが恥ずかしいようなオシャレで嬉しいような変な感じだった。誰からもなんの評価も与えられず宙に浮かんでいた。自分の意見を定めかねている。店で母さんに頼まれたお中元を買って志村さんと少し話して外に出た。川津さんが少し前に外に出ていたその後ろ姿を見送った。それから池下のコメダにやってきて、四日市のパフュームたちとの飲み会について"いんでんかずみ"のグループにラインを送った。ジャンププラスで桃華という話を読んだが異人種と迫害に関する物語で起承転結のしっかりした、無理のない、それでいて心を動かすストーリーで面白かった。ツイッター大根仁という映画監督を見つけてフォローした。

無題

カーテンをひくと4時半の薄明りが青く部屋にさした。窓を開けて、ベランダと部屋を隔てるひんやりとしたサッシに、素足の土踏まずで立って歯を磨く。右下の奥歯から磨いてしゃこしゃこ鳴るその音も、隣から夜通し延々と響いてくる安らかな鼾同様、近隣にまで聞こえているかもしれない。

 

 

高いマンションに挟まれた3階建てのアパートの屋上を下辺に、自部屋の真上の部屋のベランダの底を上辺に、高い二棟のマンションを縦の辺にして、四角く区切られた四角形だけが、この部屋から見える空だった。

 

そしてそのわずかな空の額縁を縦に二つに分断するようにして電信柱が立ち、支柱から鉄の枝葉が生え、絶縁系のつた植物が左右に伸びていた。それでもその空の絵画は、ここからは見えない空全体の広大な瞬間を、実に巧みに描写して僕の眼に届けてくれるのだった。

 

 

 

背後のベッドから小さな音量でサカナクションの音楽。外の世界から広小路通のロードノイズ、早起きな鳥の一羽分の鳴き声。口の中から歯を磨く音。隣の部屋からおっさんの鼾。

そこに突如として起きたつんざくような金属音に思わず身をすくめた。

鉄パイプをばら撒いたような音だった。

 

 

サッシから降りて窓を閉め、カーテンはあけたままで洗面所に行って口をゆすぐ。水道水を手ですくって口に運ぶ途中、長袖の袖口から数滴ぽろぽろと水滴がつたい、腕と寝間着を濡らしてしまった。

青い水のような薄明りは日光らしい無色にうつろった。新しい寝間着に着替えて洟をかんだ。

雨後の街を歩く

テレビをつけるとN響クラシックがやっている。指揮者は白髪ではげている。賑やかな式典調の間の指揮の動きがとてもコミカルで、それを何秒も映し続けるのだからまともに見ていられない。木製弦楽器、金属製管楽器、ティンパニ、それぞれの見せ場の指先の動き、息使い、表情、若い女性バイオリニスト、そういう映像は見ていられる。気持ち良さそうな初老の指揮者の映像はちょっと見ていられない。

 

今日は休みだった。昼過ぎまで職場にいて、それからココイチに行ってカレーを食べた。チキン煮込みカレー。飲食店は飲み放題で冷たい水と上手に炊けたお米があればひとまず上出来だと思う。それから帰宅して、本を読みながら寝落ちした。近頃寝不足だった。

 

18時半に目覚めると、気のせいにも思えるようなかすかな雨音。カーテンを開けると外はまだ明るい。明るさに目がぎゅーっと開く。空は青色と灰色の中間の色合いでいる。雨足は意外にも強めで、雨粒が道にばつばつ跳ねていた。

 

雨がやんだので散歩に出た。

 

ラーメン屋に入り、塩ラーメンを注文した。テレビではサスケがやっていた。隣の席のカップルも見ていた。セカンドステージが簡単になっていて、みんなクリアしてしまっていた。泳ぐコースが出来たらしく、それを知らずに見ていたから、挑戦者が泳ぎ始めたとき失格じゃんと思った。カップルの女が時々なにかを言っては盛り上げていた。ラーメンはチャーシューが3枚のっていて、2枚と1枚で味が異なった。水は冷たくて飲み放題だった。

 

 店を出て、暗い住宅街の方に歩いていった。明るく立ち並ぶ飲み屋を過ぎて、駅北側のバスロータリーを過ぎて、国土交通局愛知国道事務所を過ぎる。途切れ途切れに点在する飲み屋も過ぎてしまって、暗くて静かな雨後の住宅街が始まった。振り返ると池下駅の超高層マンションがそびえてこちらを見下ろしている。豪華絢爛なフロア、住居やエレベーターに灯った無数のランプ、その光の波がこちらの暗闇に遠く及んでいた。


歩いて行くと公園が現れた。鬱蒼と生えた木々の隙間の闇の中に、吊るされたタイヤの遊具やブランコが見える。その光景はどうしても恐ろしいものだった。火遊びの火が風に煽られて服に引火するような感じで、ちょっとした不注意をすると恐怖が全身を満たしかねない、そんなあやうい状況に心がおかれた。同時に、恐怖もおもちゃにしてもてあそんでしまいたいような気にもなった。恐怖は心を支配する強い感情だ。退屈を持て余していた自分は感動が欲しかった。とにかく退屈だった。暗い街には異界に通ずる入り口がそこら中にある。崖下の公園の吊るされた遊具、暗い家の二階の窓の奥、居住者のいないマンションの一室、そして自分の背後。そういった本来ならば忌避すべきものになにやら魅了されて無防備に覗き込んだ。

そのうちに恐怖がやってきた。自分は実際に恐怖が染み込み始めると足早にそこから離れ始めた。細い路地裏で感知式の防犯灯に照らされた。「猛犬に」と掲げられた塀の前を怯えながら歩いた。コインパーキングから怪しい一台の黒い車が出てこちらに向かってきた。針葉樹の葉先に滴いた雨粒は注射器の針とその内容液に見えた。一本の木に沢山の針が繁って塀の上から飛び出してきていた。駅前の超高層マンションがありえない、おかしな所から突然顔を出し、こちらを覗いてきた。。。

 

 

ウォーキング、ランニングの人たちが目の前を通り過ぎていく。日泰寺門前町、広い参拝道に出た。そこでは優しい明かりが夜の暮らしを宿して窓に灯っていた。

 

 

寺に向かった。近頃寺によく行くのは、入信したわけではなく、ただ非日常な空気を吸いに行くのだ。ただ今日はもう閉まっていて入れなかった。だから門前でUターンした。途中にお地蔵さんがいる。お地蔵さんは硬い石でできているが、表情を変化させてこちらに語りかけてきそうに思えた。神聖であった。

神様のことを考えることは、自分のことを考えることだろう。神様は自分の全てを知っている、俺以外の人間たちの全てのことをお見通しにしている。本当にそうだとすると、どうしても自分の生き方が再考される。過ちについて思い出される。正しさについての自信を取り戻す。

 

女が向こうからジョギングでやってくる。幼さからいって学生だろう。この辺は女子学校がいくつか集まっている。健康に躍動する祝福された妙齢の花。見ると俺はみじめにやせ細っていて、女が駆ける風圧にさえ抗えず車道に押し出されてそのまま自動車に轢かれて死んでしまってもなんの不自然もなく思えた。可憐な女がこれまで踏み潰してきた何百の蟻のなかの一匹に過ぎないように思えた。いざすれ違うと非情な突風が吹いたが、歩道の街路樹につかまってようやくこらえた。その後も数分の間その裸子植物の木陰に乱れた息を落ち着ける必要があった。

 

そして歩道を自分の部屋に向かって歩いて戻った。そしてテレビをつけて、何か知らない交響曲を聴きながらこの記述を始めた。